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たかはし内科 呼吸器科 アレルギー科

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あい整体院

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昭和31年6月生まれの猿年です。
専門は呼吸器(肺炎、ぜんそく、肺気腫、肺癌)です。
開業してからは、“なんでも屋さん”です。
来院する患者さんの1/3は風邪を含む呼吸器疾患。1/3が花粉症などのアレルギー疾患。1/3が高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病です。

――患者さんから信頼される医師になること。30年間それだけを考えて診療してきました。
私が考える「患者さんの信頼(信用)を得る」ために必要なこと。それは次の4つです。

 1.腕が良いこと。
 2.正直であること。
 3.患者本位の診療を行うこと。
 4.(患者さんの)自己決定権を侵害しないこと。

1つ目は「腕が良いこと」。
当たり前ですよね。病院は“治してなんぼ”です。たとえ待合室のインテリアがお洒落でも、スタッフの愛想が良くても、治らなければよそへ行きますよね。
――先生のところに来たら1回で良くなった。患者さんにそう言われたら1日ハッピーです。
――先生にすぐ紹介状を書いてもらって済生会病院に行ったら即入院。命拾いしました。
嬉しいですねぇ。町医者冥利につきます。お金なんかいらないって思います。ホント。

2つ目は「正直であること」。
誰だってイヤですよね。嘘をつかれたり、だまされたり、ごまかされたりするのは。アワビだと思って食べたら外見はアワビそっくりのロコ貝だったり(それを偽装ではなく誤表示だなんて2重の過ちです。車のひき逃げみたいなもんです)。

車の車検が近づくと憂鬱です。また欺されるんじゃないかって。今度はどの部品(これがすべて横文字です)の交換を言われるのかなって。「そのうちエンストを起こしますよ」って言われれば言われた通りにするしかない。こっちは素人ですから(ことに目に見えないところは)判断のしようがない。しぶしぶお金を払って・・・。見積もりなんてあってないようなものです。

車の会社はそれでもいいのです。営利企業だから。利益を追求するところだから。このグローバリズムの時代にあって守るべきものは会社の利益、会社の存続。

病院(医療)は違う(はず)。非営利企業だから。守るべきものは病院の利益ではなく患者さんの命(健康)のはず。 それがミッション。

病院に血液検査の結果を聞きに行くのが憂鬱ではありませんか。また何か言われるんじゃないかって。第一、医者の説明を聞いたってわかりません。横文字混じりの専門用語ばかりで。

愛想はいいんですよ。この間もニコニコして「今度血液で骨粗鬆症の検査ができるようになったからついでに調べませんか」って。そしたら骨密度が普通の人の80%ですって。週1回で済むお薬をもらいました。だってこのままだと10年後に骨がボロボロになるって言うんですもの。こっちは素人ですからそう言われれば言われた通りにするしかありません。ホネなんか自分じゃ見れないんですから判断のしようがないじゃありませんか。

それにしてもあの先生、いつも人を脅かしてばっかり。
(このまま放っておいたら)脳の血管が詰まりますよ。心臓発作を起こしますよ。目が見えなくなりますよ。
そもそもおかしいわよ。ついこの間までコレステロールは250以下ならいいって言っていたのに、今日行ったら220以下にしろって。

3つ目は「患者本位の診療を行うこと」。
これは「患者第一主義」と言いかえてもいい。くだいて言えば次のようになります。
――いま目の前にいる患者さんの健康を守るために何をすべきか?『そのことだけを考えて診療にあたる』ということです。

そんなの当たり前じゃないかって思うでしょう。患者さんにしてみれば。しかし、当たり前じゃないんです。これが結構難しい、医者の立場に立ってみると。
身近な例を挙げましょう。

A病院に週1回外来診療に来るB医師。受付は5時で終了。たいていは5時10分に病院を出ることができます。その日はたまたま4歳になる娘の誕生日。6時に家族と焼肉店で待ち合わせ。さあ帰るか、腰を浮かせた4時58分。受付に患者さんが飛び込んでくる。いわゆる「終了間際の駆け込み」っていうやつ。27歳の女性。お腹が痛い。

B医師は舌打ちしたい気分になります。何もよりによってこんな時に・・・。
患者さんの様子を見に行った看護師があきれた顔で戻ってきます。
3日前から痛いんですって。今日のお昼から我慢できなくなって・・・。どうしてすぐ来ないのって訊いたら、待たされるのがイヤだったからって。今の時間なら待たされないだろうって。
B医師に怒りの感情がわき起こります。もはや「患者さんの健康を守ることだけを考えて診療にあたる」ことはできなくなります。とにかく一刻も早く(患者さんを)帰すこと。頭の中はそれだけです。

そそくさと(患者さんの)お腹を触り、無表情にカルテを記載し、一言も言わず整腸剤を出して終わりです。急いでロッカーで着替え、飛ぶように家族の待つ焼肉店に向かいます。それでも30分の遅刻です。

後日談。
整腸剤のみで帰された患者さん。その後もますます痛みが強くなり、深夜再びA病院を訪れます。今度はその日が娘の誕生日ではないC医師が担当。丁寧な問診と診察と検査の結果、子宮外妊娠の破裂と診断。もちろん緊急手術。患者さんは一命を取り止めました。

もとより何を第一に考えて医業を行うか。それは医師によって様々です。
論文を書いたり学会発表を第一に考える医師。
何よりも家族を優先するマイホームパパドクター。
大病を患ったために何よりも自分の健康を守りたい医師。
病院の利益を第一と考える医師。

誤解のないように言っておきますが、私はそのような医師が悪いと言っているのではありません。人の生き方に良いも悪いもありません。何を一番に考え、どのような選択をするかはその医師の裁量(自由)です。私がとやかく言うことではありません。私はそうしてこなかった。そうする必要がなかった。ただそれだけのことです。

ちなみに、1つ目の腕の良い医者になるには、(内科に限っていえば)論文をたくさん書いた医者です。

最後の4つ目は「患者さんの自己決定権を侵害しないこと」。
主導権は患者さんの側にあります。自分のからだなんですから当然ですよね。決めるのは患者さん自身です。私はただ医学的に正しい(スタンダード)と考えられていることを情報として提供し、それに基づいてアドバイスするだけです。

身近な例を挙げましょう。
たとえば花粉症の患者さんがみえたとします。当院にいらっしゃるのは初めてです。そのやり取りはざっと次のようになります。

医師「多少眠気が出ても効く薬がいいか、眠気が出ない薬がいいか選んでください」
患者「眠気の出ない方でお願いします」
医師「当院でお出しできるのは3種類です。朝1回服むクラリチン、朝夕2回のアレグラ、寝る前に1錠服めばいいザイザル」
患者「効き目は一緒ですか?」
医師「(実際に薬の実物を見て頂いて)この順番に効き目が強くなります」
患者「値段は同じですか?」
医師「○○さんは3割負担ですから、仮に1ヶ月分お持ちになると、えーっと、今日が初診だから・・・。診察料もすべて含めてクラリチンですと1,870円、アレグラは2,290円、ザイザルは花粉症のお薬の中では一番新しくて(平成22年12月発売)、1,950円です。
それとアレグラにはジェネリック薬品もあるので、そちらを選ぶともっと安くなって・・・、1,780円になります。」
患者「ジェネリックってどうなんでしょうか。会社からはなるべくジェネリックを処方してもらうようにと言われていますが・・・。」
医師「ジェネリックは、車にたとえれば中古車のようなものです。乗って(服んで)みなければわかりません」
患者「アレグラでお願いします。ふつう(メーカー品)の方で」
医師「何日分出しますか?」
患者「何日分出るんですか?」
医師「最長で3ヶ月分出せます」
患者「えっ!?そんなに出るんですか!?」
「それではアレグラを3ヶ月分お願いします。助かります。なかなか病院には来れないものですから」

主導権は患者さんの側にあります。得られた情報を基に自ら選択し自ら決める。
もちろん“おまかせ”という選択肢もあります。
患者「わたし素人で医学のことは何もわからないから先生におまかせします」

承知しました。
まずはあなたの健康を守る(健康を取り戻す)ことだけを考えます。それからあなたの利益が最大限に得られるように対応します(当院の利益ではなく!)。エチケットさえ守っていただければ決して悪いようにはいたしません。よろしくおねがいいたします。

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